« CD収録第2弾 | トップページ | 平家家族至上主義 »

平家の時代

良く講演や演奏会で話をするのですが、日本の歴史で、権力者が交代していく思想の中に源平交換論という考え方があります

平清盛を中心とした平氏政権、鎌倉に幕府を開いた源頼朝から三代続いた源氏、実朝を倒し執権政治を確立した北条平氏、北条平氏を倒し京室町に幕府を開いた足利源氏、足利幕府を滅ぼした平氏織田信長、豊臣秀吉は豊臣姓をもらうまでは平氏を信長に倣い名乗っていましたので、安土桃山時代は平氏、秀吉の子秀頼を大坂城に破り、江戸に幕府を開いた徳川源氏というように源平交換で歴史を担ってきました

明治以降、権力者を源平の血統主義ではないですが、言い換えれば、明治から大正くらいまでは、平家の時代であったのかなと思います。新しい国家建設、理想に燃える日本という感じで、心の豊かさを失わずに経済的な豊かさを求めたように思います。その後、昭和は源氏の時代で、特に戦後の高度成長期は、鎌倉武士が一所懸命に戦った時代に良く似ていて、何とか人より豊かになろうと他人を蹴落としても這い上がろうとしていたように思います。その後、バブルがはじけて、経済的に豊かなのに、何かが足りないと思う時代がきました。足りないものは心の豊かさだとすれば、平家の生き方に学ぶ時代なのではないかと思います。平家は家族を重視しました。ある程度の豊かさの中で、平家が追い求めたのは、家族の絆や主従の縁といった人の繋がりだったのではないかと思います。家族至上主義ともいえる平家一門ですが、この中に我々日本人が愛すべき、理想とすべき家族像があるのではと思います

|

« CD収録第2弾 | トップページ | 平家家族至上主義 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平家の時代:

« CD収録第2弾 | トップページ | 平家家族至上主義 »